Column 睡眠のおはなし

夜泣き・寝ぐずりの原因と改善策の基本

  • 昼はよく寝るのに、夜はなかなか寝ない。
  • 2,3時間おきに起きてしまう。
  • 寝たと思ったらすぐに起きる。
  • 夜中1時間以上覚醒して遊ぶ。

などなど「夜泣き」といっても、いろいろなパターンがあります

「なぜ起きる?」その原因がわかれば、対処法も見えてきますね。

夜間断乳、ネントレ、誰かの成功体験を聞いて「やってみよう!」と思っている方。

その前に、お子さんがなぜ起きるか、なぜ泣いているかの原因をしっかり考えてからをお勧めします/

主な夜泣き・寝ぐずり(乳幼児の睡眠問題)の原因

生後4か月以降になると、夜泣きの原因を突き止めることができれば、それに対する対処をしっかりすることで、改善がかなりの割合で期待できるようになりますよ。

夜泣きを改善したいと思ったら、まずしっかり原因を抑えましょう。

 

  1. 体内時計がずれている
  2. ネンネのお部屋やお布団が不快
  3. 身体的な不快感(空腹/オムツ/その他の不快感)
  4. お昼寝と夜、睡眠のバランスやリズムが崩れている。
  5. 生活の中で「眠る習慣」が定着していない。
  6. 睡眠が浅くなるタイミングに「探す」癖がついている
  7. 心身の疾患が隠れている

 

これらの可能性を一つ一つ夜泣きの原因を探り対処していくことが改善の近道になります。

夜泣き改善のステップ

 

夜泣きの原因の①~④までの条件をCoucouLunaでは「睡眠のベース」と呼び、お子さまの睡眠の発達に沿って最大の寝る能力(一度に眠れる長さ)を発揮するためにまず整えていきます

日によって体調やご機嫌などお子さまのコンディションは変わりますが、しっかりと見極めていくのが大切になります。

 

そして最後に残る⑤⑥については、しっかりと認知行動学的な手法を取り入れながらしっかりと新しい習慣をつけることで克服。

それでも、改善しない場合は、心身の疾患などがないか改めて確認し、医療的な治療が必要な場合は速やかに医療機関での治療が大切です。

夜泣き・寝ぐずりの原因と改善の考え方の原因と改善のステップ
▲夜泣き・寝ぐずりの改善の原因と改善のステップ

夜泣きの原因の例外~睡眠の退行期

 

睡眠のベースが整っていても、どうしても睡眠が安定しない時期があります。
これまでよく寝ていたのに、睡眠のパターンが変わったり、頻繁に起きるようになったり。

「睡眠の退行期」と呼んでいます。

 

特に寝返り・つかまり立ち・一人歩きなどの運動を習得する時期の退行期には、眠っていても反射的にその運動をしてしまい、起きてしまうことがあります。

この場合はその運動をしっかり習得して、随意運動としてしっかり自分でコントロールできるようになれば、自然となくなる「起き」です。

パパやママは少しの間大変ですが、不要な夜中の介入をしないように気をつけて、癖をつけないようにするのが最善の対応になります。

絶対に、これらの動きを防ぐためにクッションなどをお布団に入れたりしないでください。
動きを妨げる物は不意に不適切な姿勢になったときにとても危険です。
乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のために1歳までは、枕・掛布団、タオル、ベッドバンパーなどのものを一切入れないことが米国小児学会で勧められています。

早く新しい動きを自分でコントロールできるようになるように、日中しっかり新しい動きを取り入れて、たくさん遊んであげてくださいね。

 

夜泣きの原因の分析・対処方法の段階的な取り入れ方やその内容については、各種サポートでアドバイス差し上げています。

もちろん退行期の乗り切り方もお話ししますので、お気軽にご相談ください。