Column 睡眠のおはなし

睡眠退行期①~生後3~4ヶ月

赤ちゃん、子どもたちはほんとに毎日すごいスピードで発達成長しています。
それは、身長体重、運動能力、精神的な発達。

育児をしているとそのスピードに驚きますよね。

もちろん、同じスピードで睡眠もどんどん変化していきますよ。

睡眠の発達は「脳」の発達といってもいいくらいです。

 

その急成長の節目節目で、睡眠が変化する目安があるので、

それを知っておくと、少し落ち着いて対処できるかもしれません。

睡眠退行期は2歳までに6回。お子さんの発達によって変わりますので月齢は目安です。

  1. 生後3ヶ月
  2. 生後6ヶ月
  3. 生後9ヶ月
  4. 生後1歳
  5. 生後18か月
  6. 生後24か月

今日は「睡眠退行期①生後3~4ヶ月の退行期」についてご紹介します。

生後3ヶ月の退行期まとめ

生後3~4ヶ月の退行の特徴

□比較的まとまって寝ていたお昼寝や夜の睡眠が短くなる(お昼寝が30分で終わってしまう!など)

□日中や眠る前などぐずる時間が多くなる。

生後3~4ヶ月の退行の理由

①睡眠サイクルができ始める。

それまで、浅い眠りを繰り返していた赤ちゃん。
睡眠が深い睡眠と浅い睡眠を順番に繰り返し始めます。

新生児は浅い眠り(REM睡眠)が睡眠の50%を占めますが、
これから3歳ごろに向けてREM睡眠が30%に減り大人に近くなっていきます。

ただし、睡眠サイクルはまだまだ不安定。
一回のサイクルは、
お昼寝では、30~40分。
夜では、50分程度
と短いもの。

サイクルが1周して深い睡眠が終わり浅い睡眠のところで覚醒してしまうことが多くなります。

<対策>
✔お昼寝を長くしようと頑張りすぎず、こまめに寝かせてあげましょう。
✔長く寝るからといって抱きっぱなしにせず1日何回かは布団で眠る習慣をつけるようしましょう。

②大脳辺縁系の急発達(敏感期)

この頃から、脳の感情(不快、気持ちいいなど)を感じて表現する
大脳辺縁系が急速に発達して自分に起こっていることに対して
敏感に反応できるようになります。

「眠気」を「不快」と感じたり、近くに家族がいなくて不安になったり、
眠いのに眠れる環境にないと、泣いて自分の気持ちを表現できるように。

また、寝不足や疲れすぎの状態(寝かしつけのタイミングが遅い)になると、
大脳辺縁系が興奮状態になりギャン泣き

こうなると自分ではその興奮を沈めることができません。
(興奮をコントロールする役目の脳(大脳前頭前野)が発達するすのはまだちょっと先なんです)

<対策>
✔寝ぐずりが始まる前に、寝かしつけてあげましょう。この頃の活動時間は90分が目安。
✔心地よいと感じられるよう、眠気を感じたらスキンシップを。
<ポイント>
落ち着ついたら、スキンシップを寝落ちるまで続ける必要はありません。
落ち着いたらお布団に置き、静かに手足を握り目を合わせないのがコツ。お布団に置けなければ抱っこで寝てもOK!

この退行期は、2歳までの退行期の中で、一番変化が大きく、
敏感な時期が終われば、少しずつ安定してくるのが特徴です。

この退行期の間は、入眠の癖など気にせず、
眠くなりすぎない、疲れさせすぎず、

心地よい環境を作ってスムーズに入眠させるのが一番です。

環境づくりや寝かしつけのタイミングやポイント、ご相談くださいね。