Column 睡眠のおはなし

夜驚症とは?特徴と対処の仕方?予防はできる?

夜驚症とは、夜スヤスヤ寝ていたのに、突然叫びだしたり、泣いたり、時には歩き出したり、かなり激しく起きるので、とても心配になる状態です。

「夜驚症」という名称もなんだかものものしくて心配になるかもしれませんが、2歳以降の子どもにはよくある睡眠トラブルです。

今日は「夜驚症」を解説します。

夜驚症の症状

  • 突然叫ぶ(動き回る)
  • 泣く
  • 汗だくになる
  • 筋肉の緊張がある
  • 顔が赤らむ など

起きている時では考えられない、混乱やパニックを起こした状態になります。親が話しかけてもそれに対する反応は薄く、時に、どこかへ行こうとすることもあります。

夜驚症の特徴

夜驚症が発生する時間帯は、夜寝付いてから3~4時間以内のノンレム睡眠中に起こり、翌朝本人は起きたことは覚えていないのが特徴です。

夜驚症の状態が続くのは、多くは10分程度、長くても40分といわれていて時間が経つとパタッと一人でまた睡眠に戻ります。

夜驚症が始まるのは2歳(研究では1.5歳ごろからとも)ごろからで4~12歳ごろまで見られ自然となくなり、この年代の子どもの40%が経験しているといわれています。また夜驚症は、その他の精神疾患などに関連していないことが分かっています。

夜驚症が始まった時の対応の仕方

夜驚症が始まると、突然泣くだけではなく、訳の分からないことを言ったり、怖がったり、ベッドやお布団から出ようとすることもあります。保護者はびっくりしてどうにかして落ち着かせようと焦ってしまいますが、夜驚症の対処では注意が必要です。

夜驚症が始まったら、起こそうとしない。
刺激によって、更にパニックになりケガをする危険もあります。時間が経てば自然に眠りに戻ります。動き回ってベッドから転落したり、ケガにならないように見守ってあげましょう。

夜驚症の原因。予防はできる?

原因

夜驚症は、子どもの脳神経の急発達と未熟さによるものといわれています。

発熱や心配事など夜驚症のきっかけになるといわれることもありますが、はっきりとした原因はわからないことが多く、同じことがあっても、夜驚症がなかった夜もあるなど、先回りして予防することは難しいです。

予防方法

夜驚症を予防するために大切なことは、他の睡眠トラブルでも同じ。

睡眠衛生を整えることです。具体的には、

  1. 寝室環境を整える(温度・音・湿度など)
    詳しくは「赤ちゃんが寝ない時は「睡眠のベース」をチェック!」を確認してくださいね。
  2. 適切な就寝時間に寝かせる
    夜驚症の時期の子どもの夜の睡眠時間は9~11時間を目安に。それ以下にならないように注意しましょう
  3. 成長に合ったルーティーンして穏やかに寝付く
    大きなお子さんもこちらを参考にしてみてください。「月齢別ルーティーン~夜泣き・寝ぐずり・ネントレ準備

それでも、心配・気になる時は…

夜驚症は「よくあるトラブル」といっても、心配が残る場合は医師に相談してくださいね。

例えば、

  • あまりに頻回に起こる
  • 日中の活動に心配なことがある
  • 夜驚症でケガをしたり危険が伴う
  • 成長してもなかなかおさまらない など

育児で保護者が「気になる」はとても大切なお子さまの不調のサイン。どうか、安心のためにも、小児科等、専門家へご相談してみてください。

参考)National Sleep Foundation “Night Terrors” Medically Reviewed by Dr. Heather Wright

 

クークールナでは、大きなお子さま(小学校低学年)の睡眠の相談を承っております。

  • 夜なかなか寝ない
  • 昼夜逆転している
  • 勉強や運動の効率を上げる睡眠スケジュールを知りたい。
  • うちの子は、専門家に相談すべき状態?

など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

 

 

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