Column 睡眠のおはなし

睡眠退行期②生後8ヶ月~9ヶ月.寝ぐずり、夜間覚醒、夜の頻回起き…

「睡眠退行期」は2歳までに訪れる
それまでと睡眠パターンが変わったり、急に眠れなくなる
(眠れないように感じる)時期をいいます。

  1. 生後3~4ヵ月
  2. 生後6ヵ月
  3. 生後8~9ヵ月
  4. 生後1歳
  5. 生後18ヵ月
  6. 生後24ヵ月

今日は、生後8ヶ月・9ヶ月の退行期についてご紹介します★

 

生後8~9ヶ月の退行の特徴

□お昼寝・夜の就寝の寝かしつけに時間がかかる(寝ぐずり/楽しく動き回る)

□夜中(0時以降)に覚醒してご機嫌になる

□ぴったり1.5~2時間おきに起きる。入眠の癖が強くなる。

生後8~9ヶ月の退行の理由

①運動機能の発達(体力と運動能力の不均衡)

睡眠のパターンの変化(睡眠退行)は、脳の発達に伴って
運動機能や精神的なレベルがぐっと上がる時に起こりやすいです。

生後8~9ヶ月には、赤ちゃんは、
ハイハイが上手になったり、
つかまり立ちをしたり。
行動範囲がぐっと広くなります。

また目線の位置もかわり、周囲への興味関心も強く

ネンネの時間が近づいて、
今まで遊んでいたお部屋から寝室に移動すると…

寝室を探検したくなり、動き回ってなかなか寝ない。
ママはイライラ…になりやすいですね。

また、日中だけでは、動きたい欲求がおさまらなかったり
体力はしっかりついてきているのに、一人歩きはできないので、
まだまだ日中では体力を使い切らないことも。

夢の中でもきっとたくさん遊んでいるでしょう。

夢の動作がそのまま出てしまったり、
夜中、ふと目を覚ましご機嫌で立ち上がるなど
夜中の覚醒もこの頃に多い問題です。

②自分の行動→結果を楽しむように

自分の行動範囲が広くなり、好きなものを触れるようになると
自分のしたことの影響・結果を予測して楽しむように。

これまでよりも、物事の規則性を見つけて結果を予測するようになります。

「あ、ママがネンネのルーティーン始めたな…逃げたら、追いかけてくるよね」

と、ルーティーンをしっかり記憶して逆にママを挑発したり…。

ここでも、寝かしつけの時間がかかるようになります。

③活動時間が伸びる(お昼寝の移行期)

生後8か月を過ぎるとお昼寝が2回に減ってきます

活動時間もこれまでよりも長くなることで、

寝かしつけに合ったタイミングがずれて

今までスムーズに寝付いていたのに、なかなか寝ないということになりやすいです。

また、お昼寝のタイミングがずれると夜の就寝時間が遅くなってしまったり、
早すぎてうまく眠れなかったり、寝ぐずりにつながる機会も増えてしまいます。

④分離不安(後追い)が本格化。入眠の癖が強くなる

自分の力でどんどん遠くに行ってしまった時、
夢中になって振り向くと。

「ママがあんなに遠くに~~!!!!」

と不安も強くなります。

自分の行動範囲が広がるほど、ママやパパへの分離不安が強くなるのです。
これは、子どもの精神の発達でとても大切で、
自分の身を守るためにとても大切な気持ちかもしれませんね。

睡眠サイクルの発達も進んで、
寝落ちた時にママやパパの手助け(抱っこや授乳、トントンetc…)があると、
睡眠サイクルで睡眠が浅くなるたびに、周りを確認。

もう一度深く眠るためにママやパパの手助けを呼ぶことになります。
(これが「入眠の癖」です。)

生後8ヶ月~9ヶ月退行期の対処の方法(のりきり方)

生後8ヶ月~9か月の退行期を乗り切るためには、

✔昼間や寝る前、とにかく満足させる!(飽きさせる)

これが大切です!

起きている時間は、できるだけ動いたり触ったりできるように安全なお部屋の準備を。

たくさん遊んであげましょう。

ただし、寝る前はルーティーンの途中で遊びだしても。
動き回るのを「止めずに」待ちます。

ママやパパがお布団に連れ戻したり横にすることは、
刺激になり、「もっとやりたいのに!」とまた同じことをしようとしますよ。
そうなると、寝かしつけはエンドレス…

入眠の癖をしっかりとる

生後8ヶ月~9ヶ月は、離乳食にも慣れてきて、体内時計もしっかり整います。

昼は運動・食べて、夜は寝る。

のリズムがしっかりつけられる時期です。

また、自分で自分の好きな体勢になったり、
ママやパパの手助けなしで眠れる力はちゃんとできていますよ。

一定時間おきに必ず起きるようなら、
入眠の癖」をとれば、夜通し眠るのも難しくない時期です。

 

寝かしつけのタイミングが合っているか
お昼寝の回数の移行期の対応の仕方にお悩みの方は、

「スケジュール診断」

2時間おきに起きて、その都度あやさなければならないなどの
「入眠の癖」の改善については、
「睡眠改善サポートプラン」

をご利用ください。