Column 睡眠のおはなし

夜中に遊びだす。寝ない。夜間覚醒

 

夜中に1時間以上覚醒して寝ない。暗い中でずっと遊んでいる。遊び続けて最後にはグズグズ…。

「夜間覚醒」

夜中の頻回覚醒のお悩みと同じくらい多くご相談いただきます。

この「夜中に長く起きる」状態、実はいろいろな原因が考えられますのでご紹介しますね。

原因①明るい

就寝の時の寝つきは良くても、授乳の後など少し起きた後、再度眠る時の寝つきが悪くなります。この状態は特に寝付いてから数時間経った後や、早朝に起こりやすいですよ。

対 策

部屋全体が暗くても

  • 天井の豆電球
  • エアコン、空気洗浄機などの作動灯
  • 隣のお部屋や外の明かりの漏れ
  • 早朝の太陽光

に注意してくださいね。

月齢が低いと光を見つめてしまうと自分から目を閉じたり目をそらすのが難しいことがあります。

また月齢が大きくなれば、明るく周囲が見えると「遊べる!」と活動を始めてしまいやすくなります。

原因②未熟な体内時計(新生児~生後2か月くらい)

生後3ヶ月ごろから昼夜の区別がつき、朝になると活動を始め、夜は活動を止めて眠るようになります。このリズムがしっかりできる前は、「夜」のはずの時間が体内時計では「活動の時間」になり、長く覚醒してしまうことがあります。

対 策

朝は決まった時間にお部屋に太陽光を取り込み、夕方以降はお部屋の照明を落とし就寝~寝ている間は真っ暗に。

また、夜中起きてしまっても電気をつけず過ごしましょう。お昼寝も寝ぐずりがひどくなければ明るい場所でするといいでしょう。

原因③夜の睡眠が長すぎる

夜の適正な睡眠時間を超えて眠るスケジュールにしていると、その間に起きてしまい、夜が分断することがあります。
例)その子の夜の適正な睡眠時間が11時間なのに、夜の睡眠時間が12時間になっている(起床7:00就寝19:00など)

対 策

起床就寝時刻で、睡眠時間が11時間を越えていて、お昼寝が3時間以下の場合、就寝時刻を遅くするか起床時刻を早めます。

原因④お昼寝が長すぎる

1日の必要な睡眠時間は人によって決まっています。お昼寝と夜の睡眠のバランスが崩れ、お昼寝が長すぎると、夜の睡眠時間が短くなることがあります。
睡眠時間が10~11時間程度なのに1時間以上覚醒している時、お昼寝が長いすぎることがあります。

対 策

夜の睡眠時間が10時間以上になるように起床就寝時刻を設定。お昼寝が3時間を越えているようなら短くして数日様子を見ます

※成長発達、記憶の定着などなど子どもの夜の睡眠は10時間以上あることが目安になっています。

原因⑤夢見が悪い

月齢が上がると、夢がよりストーリー的になったり浅い睡眠中の夢では本当に心臓がドキドキ汗をかいたりします。夢の余韻が残ってなかなか落ちつけず、眠れないことがあるかもしれません。

対 策

悪夢については、日中の刺激も影響しているといわれていますが、そうでなくても見ますので前もって対策することは難しいです。もし落ち着けないようなら、落ち着くまで優しく声掛けやトントンを時々してあげてください。

この時、落ち着きやすいからと部屋の電気をつけたりDVDなどを見せたりしないようにしましょう。メラトニン分泌が一気に抑制されてしまいます。

原因⑥とにかく動きたい!8ヶ月・9ヵ月の退行期

ハイハイやつかまり立ちなど新しい運動を習得する時期に多く見られます。比較的ご機嫌に、新しくできるようになった運動を繰り返していることが多いです。

 

対 策

日中、たくさんその動きをしておくのが大切です。その運動が「当たり前」に定着すると自然に収まります。これも前もって防ぐことは難しいですが、親が寝かせる癖がついてまた元のように眠れなくならないように、起きても「寝かせよう」とあれこれせず、まずは眠るのを「待つ」、そして、ぐずり始めたら最低限の接触で寝かせてあげましょう。

また、お部屋はしっかり暗く。眠気を感じた時に眠りやすくなりますよ。

夜中に遊びだしたり、なかなか寝なかったり、早く寝てほしくてあれこれ大変な思いをされている方いるかもしれませんね。

まずは、何が原因かを探り適切な対処法を取ることが大切です。

ここに上げたものは代表的なもので、他にもいろいろな要因が考えられますよ。

適切な睡眠時間がわからない

お昼寝と夜の睡眠のバランスがわからない

スケジュールだけの問題ではない気がする…

などのお悩みは

クイック電話相談、スケジュール診断にてお伺いしております★

 

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