Column 睡眠のおはなし

睡眠退行期[番外]生後5ヶ月・6ヶ月 寝返りで起きてしまう。

「睡眠退行期」は2歳までに訪れる、それまでと睡眠パターンが変わったり、急に眠れなくなる(眠れないように感じる)時期を言います。

個人差で前後したり、退行の度合いはかなり変わりますが、大まかに3ヶ月ごとに睡眠のパターンが変わるようです。

  1. 生後3~4ヵ月
  2. 生後6ヵ月
  3. 生後9ヵ月
  4. 生後1歳
  5. 生後18ヵ月
  6. 生後24ヵ月

今日は、生後6ヶ月の退行期についてご紹介します。

「退行期」といっても、今回は[番外編]

眠りが浅くなるタイミングで寝返ってしまい「エーン、助けて~!」と泣いてしまう寝返りの時期の対処法です。

「夜中、寝返りで何度も起きる」の理由。いつまで続く?

寝返りで何度も起きてしまう理由は何でしょう?

それは、寝返りを習得する時(獲得初期)は、とにかく自分の意志でコントロールできるようになるまで、ひたすら練習します。

それは夢の中でも同じかもしれません。

見ていると、ある姿勢になると、そこからはまるで自動的に「ヒョイ」っと寝返りまで動いてしまう感じがしませんか?

まだまだ自分の意志でコントロールがしきれていない状態です。

人間は新しい動きを学ぶとき、しっかり「随意運動」として行って、その動きを繰り返すことで、運動学習の段階「連合」→「自動化」を踏んで、意識をせずとも正確にできるようになります。

眠りが浅くなってREM睡眠中に夢を見たり、深い睡眠中の夢でも、その動きを脳が練習すると、脳と筋肉のブロックが未熟な赤ちゃんは寝ているのに寝返ってしまって「びっくり!」自分では戻れなくて泣いてしまうのです。

なので、この動きは、しっかり身体に定着すると自然に収まります。

日中の関わり方や個人差がありますが、「2週間」くらいが目安です。

これ以上続くときは、寝返りをきっかけに、「入眠の癖」がついてしまった可能性が高くなります

寝返ってしまう時の対処法は?

夜中寝返ってしまった時は、声をかけず静かに。

抱き上げてあやすのではなく、そっと頬に手を当て、ゴロンと寝返りがえりをさせてあげ、再眠させてあげてくださいね。

あくまで、ママは「寝返り返し」マシーン。

起こしたり、抱き上げて泣き止ますのは最小限にしてください。

そして、もし日中も腹ばいでよく遊び、疲れたら頭を下ろして一休みできるなら、そのままお尻をポンポン。背中をナデナデ。

ばいのまま、うつ伏せになって眠れるように少しのサポートをしながら待ってみましょう。

そして、そのまま頭を下ろして落ち着いたり眠っってから、必ずそっとあお向けに戻してあげてくださいね。

大切なのは日中の関わり。

寝返りをしっかり習得すれば夜も起きない。寝返っても自分で戻れれば単なる「寝相」
練習あるのみ!

 

寝返りって夜中起きてしまうのは、寝返りがしっかりコントロールできるようになるまでです。

ですから、この寝返りをしっかり練習して、少しでも「随意運動」になるまでの時間を短縮しましょう。

寝返りの運動は、上半身のねじり→下半身のねじりと段階を踏みます。

その途中で横向きの姿勢も経由しますよね。

この一つ一つの動きを確認するようにサポートしてあげてください。

まずは、頭を自分で下ろす練習

起きている時はママも腹ばいになりながら、まずは、頭を上げた状態からそっと自分で頭を下ろす練習を。

頬に手を当てて床におろす補助をしてあげます。

次は寝返りがえりの練習

腹ばいが疲れて泣き出す前に、「ゴロン」と声をかけながら、まずは肩をそっと床につけ、足をねじる状態からゆっくり仰向けに。
寝返りがえりの時の平衡感覚を慣れてもらいましょう。

この「ゴロン」の声掛けがとても大切です。

夜中、寝返ってしまった時にも、「ゴロンだよ~」の一言でゴロンでネンネ。

嘘のようですが、できるようになります~!

また、ママが長座に座り、足の上でころころ転がしたり、抱き上げる時にスーパーマンのようにコロンと返しながら抱き上げるのもいいですね。

「回転」の感覚に慣らしてあげるのも「寝返り」と早く習得するためのポイントになります

 

これだけはしないで!!

寝返って泣いてしまうからといって、
寝返りをさせないようクッションを置いたり
タオルなどで体を巻いて「させないようにする」対策は、絶対にやめてくださいね。

不意に寝返ってしまった時に窒息のリスクが高まります!

窒息やSIDSのリスクを低くするのは、

  1. 寝返っても口の部分が大きく沈みこまない硬いマットレス。
  2. 寝具を使わずスリーパーを着せシーツもしっかりマットレスに挟み込みます。

口の周りに布がかからないようにするのも大切です。

そして、しっかり自分で首を横に向けられるよう、繰り返しになりますが、日中の腹ばい運動と顔を横にする練習です

睡眠の癖にならないようご注意!

この時期、寝返りを直すときに抱き上げたり、泣き止ますために授乳をしてしまうと、それが癖になってしまいます。

しっかり寝がえりができるようになったのに

寝返る→泣く→あやす→寝る

「入眠の癖」による夜泣きにつながってしまいますので、ご注意くださいね。

 

●「入眠の癖」の防ぎ方

●この時期から始める優しいネントレ

●生活リズムのつけ方

●寝返りと寝返りがえりを覚える遊び方

お伝えしています。お気軽にご相談ください★

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