背中スイッチ対策~月齢別克服・裏ワザ紹介
せっかく寝たと思ってもお布団に置いたとたんに起きる!泣く!背中スイッチ。
背中スイッチの克服はどうしても”裏ワザ”を探してしまいますが、背中スイッチの根本対策もやっぱり月齢によってちょっと変わります。
背中スイッチとは
抱っこやおんぶで寝た~❣と思ってお布団に置いたとたんに起きて泣く状態を「背中スイッチ」と呼ばれていいます。
低月齢では原始反射が残っており、モロー反射やギャラン反射によって、下ろす時の上下運動や音、背中のへの刺激に反射的に身体が反応してしまうことで起きてしまうこともあります。
月齢が上がって原始反射が統合される頃になると平衡感覚が発達して、自分の姿勢への変化も認知がはっきりしてきます。背中スイッチは、大人と同じように置かれたことに気が付くことで目が覚めてしまう状態になります。
背中スイッチ克服~根本解決編
新生児~生後4か月頃まで
特に生後3ヶ月までは、胎内の環境と姿勢を再現するのがこの時期の安眠の鉄則になります。
また原始反射が強く残っている時期なので、背中を触られると敏感に反応します。置いた時の背中の刺激とまん丸の姿勢が崩れると姿勢の不快感で起きてしまいます。
①おくるみなどで、丸い姿勢を崩さず着地
②まずは横向きに着地して落ち着かせる
ギャラン反射による背中の刺激和らげたり、丸い姿勢を保持したまま置きやすくなります。
ただし、寝付いたら乳幼児突然死症候群リスクを避けるため、必ず仰向けに戻しましょう。
ギャラン反射を調べるには、、、
起きている時に、赤ちゃんの両脇に腕でぶらんとさせて、背中の背骨の少し外側を指でなぞってみてくださいね。なぞった側におしりをフリフリ!のかわいい反射が出ますよ
①②を上手にするためには、横抱きスタイルが大切。
低月齢で立て抱きが落ち着く子はいますが、首すわり前は特に首や背中への負担が大きいものです。体がねじれない寝やすい横抱きを。(低月齢サポートでお伝えしています☆)
生後4ヶ月以降~
この頃からは、少しずつモロー反射が統合されて、びくっとなるというよりも、親から離れるなど環境の変化に気が付いて起きるようになります。
また、大脳辺縁系が急発達して、心地よい状態・不安な感情を感じると、それをしっかり表現(泣く)します。
抱っこから降ろされた時の不快感、付いた時に抱っこだったのに、お布団の上で一人ぼっちでびっくり!ということになります。
それをかなえるのは、お昼寝のタイミングをしっかりつかみ、ご機嫌な状態からお布団でゴロン→ネンネ。
寝ぐずりが始まる前にお布団から寝かせる(最初から背中スイッチを押しっぱなしにする)ことを目指すのが一番です。
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背中スイッチ~裏ワザ編
根本解決は、ネントレ的に準備も必要ですが、外出時など寝てしまうこともありますよね。そんな時少しでも着地を成功させる裏ワザを集めました。
①睡眠が深い状態になってから置く。(寝付いて15分以降)
→生後3か月以降は睡眠サイクル(浅い睡眠→深い睡眠の繰り返し)が発達。深い睡眠に入ってから置くことで成功率UP!
②横から着地して、置いた時に両手足が”だらん”と、はだけないようにする。
※寝付いたら乳幼児突然死症候群リスクを避けるため、必ず仰向けに戻しましょう。)
→手足が体の中心に集まって背中の丸い状態(まん丸の姿勢)に近くなったまま、置くことができます。
③置いた時に起きそうになったらすかさず、胸に手を置きユサユサ。(足をもってユサユサも?)
→お布団の上で、抱っこで揺れている状態をごまかし深い眠りに。
④トッポンチーノや座布団ごと抱いて寝かしつけ、そのままおろす。
→抱っこされている状態の暖かさが保たれたり、抱っこ中は腕の感触がダイレクトに伝わっていないので、「置かれた感」が感じにくい?
※これも乳幼児突然死症候群のリスクを上げないため、親が目を離さないようにしましょう。
トッポンチーノ:モンテッソーリ教育でおすすめされている低月齢用のクッション。第2子の時に手作りして使いました。効果は…あったようななかったような。
⑤頭から着地
→体の垂直・水平を感じる感覚のある頭(三半規管)を最初に成功させれば、着地成功したようなもの?
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