月齢別お昼寝のネントレ方法~抱っこ・授乳を止めたい
「お昼寝」
毎日、憂鬱な方も多いのではないでしょうか。
いっそお昼寝スキップしちゃおう!と思っても、寝かせないと後々ぐずって大変なことに…
お昼寝の必要性については過去の投稿で解説しましたが、赤ちゃんは日中もこまめに眠気が高まります。
お昼寝のリズムを整え少しでも寝かしつけなく、長く寝てくれたら育児の負担も減りますね。
日中は夜の時間と違い、身体は「覚醒」の状態を維持しようとする力が強いので、難しく感じると思いますが、「毎日の習慣」として一貫するのが大切なりますので、根気よく取り組むのも必要になります。
お昼寝をスムーズに寝かせて、長くするための4原則
- 子どもに合ったリズム(覚醒時間・活動時間を見つける)
- 環境を整える(真っ暗・涼しく・静か・ホワイトノイズ)
- ルーティーンをつくり、毎日毎回繰り返す。
- 親の介入を減らす
今日は、この「③親の介入を減らす」寝かしつけ。つまり、抱っこや授乳での寝かしつけを止めていくポイントをご紹介します。
ただし、お昼寝の練習の大前提は「夜の就寝時は、お布団・ベッドで眠れている」ことが条件なので、ご注意くださいね。
★お昼寝の練習を始める前に、↓も合わせてご覧ください。
新生児~生後2か月頃(昼夜の区別がはっきりするまで)
お昼寝も夜の就寝もとにかく眠れる条件を整えてあげましょう。
条件が整えば、抱っこしなくても眠れる子もたくさんいる時期です。
もちろん、一人で眠れない場合は、寝かしつけの時にしっかり親が寝かせてあげても問題はありません。
この時期は「抱っこ」「授乳」での寝かしつけOK!です。
※親の関りを減らすことにあまり意味がなかったりします。
低月齢のネンネの条件
①満腹(寝る直前の授乳)
②包まれた状態(おくるみ)
③丸い体勢 (おくるみを利用すればSIDS対策の仰向け、硬いマットレスでも体勢が保持できます)
④ホワイトノイズ
⑤不規則な揺れ
(⑥あまりに長時間起きている場合は、お昼寝もお部屋を真っ暗にしてみましょう)
生後3ヶ月~6ヶ月まで(寝返りができるまで)
退行期に入ると、自分に起こる変化に敏感になります。泣いてもなかなか落ち着くことができません。
この時期は「だましだまし」で、少しずつ関りを減らします。
Step1
新生児~生後2ヵ月頃までやっていた「低月齢のネンネの条件」⑤つの条件のうち、
まずは、
①満腹(寝る直前の授乳)
⑤不規則な揺れをなくします。
この頃になると、覚醒時間(元気で起きていられる時間)も分かりやすくなりますよ。
その時間がわかったら、授乳は寝付くと予想する時間の15分前には終わらせます。
また、抱っこでゆらゆらしている場合は、ゆらゆらからやめ、眠ーくなるまで続けてはいけません。
Step2
ベッドやお布団に置いて、ギャン泣きに移行する前に、トントンや足をホールドなどであやして抱き上げずに、うまく寝付けるように練習しましょう。
ギャン泣きになったら無理をしないで、すぐに抱っこして落ち着かせてあげてください。
生後6ヵ月~8ヶ月
そろそろ自分で自分の眠る体勢を見つけたりママやパパが近くにいるだけで安心できる月齢です。
覚醒時間のタイミングをしっかりつかんでから、お布団の上で寝かしつけを。
夜の寝かしつけと同じ方法で寝かせます。泣いてしまっても少しトントンやナデナデして、励ます程度で止めます。
泣いて30分経って眠れないようなら一度寝室を出て、またトライ。
この時期以降は泣いたら○○(元の寝かしつけ方)の関連付けが強化されないように注意が必要です。
なので、練習は1日1回から。夕寝ではしません。
毎回やると、日中のお昼寝が崩れて夜の睡眠に影響が出てしまいます。1日1回でもできるようになったら、夕寝以外のお昼寝もすぐに変えていきましょう。
生後9か月以降
抱っこや授乳の寝かしつけを止めるなら以下の3つのポイント
①この月齢は夜の寝かしつけと同じ寝かしつけで眠れるはず!信じてきっぱりやめる。
自分で自分の眠る体勢を作れますし、寂しければママのそばに来たり触ったり。自分で自分の眠る方法を持っているものです。
②元の寝かしつけに戻ることはしない
30分経ったら仕切り直しをしますが、仕切り治した後も○○せずに寝かしつけを再開します。このように練習していると数日はお昼寝が乱れたり少なくなることもありますので、夜の睡眠がしっかり安定していることが大切です。
③寝付くまで時間がかかっても焦りは禁物
また、遊びまわってなかなか寝ないのもこの時期の特徴です。寝かせようと連れ戻したりするほど親の関りが増えてしまいますよ。
クークールナではお昼寝のお悩みもたくさんお寄せいただいております。
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