赤ちゃんのお昼寝は何回?月齢別の回数と減るタイミングを解説~活動時間・覚醒時間

赤ちゃんのお昼寝は、月齢によって回数が異なります。
・新生児〜3ヶ月:3回以上
・3〜5ヶ月:3〜4回
・6〜8ヶ月:3回
・9〜15ヶ月:2回
・1歳以降:1回
「回数が多い・少ない」は大きな問題ではなく、その子にとって必要な睡眠が取れているか、長く起きすぎて疲れていないか、が重要です。
この記事では、
・お昼寝の適切な回数
・お昼寝が短い時の対策
を分かりやすく解説します。
赤ちゃんのお昼寝のスケジュール(リズム)が整っていると、夜の睡眠が安定するだけではなく、離乳食もお風呂もご機嫌な時間に充てることができるなどメリットがたくさんですよ。
目次
赤ちゃんのお昼寝は何回が正解?
お昼寝は睡眠サイクルがもともと短く生後8か月頃まではお昼寝の長さは短いこともよくあります。
生後6か月頃までは、
✔お昼寝は長さよりも必要な回数(以上)が取れているか
✔1日のお昼寝はトータル2.5時間以上
が大切です。
| ●新生児~3ヶ月 | 3回以上 |
| ●生後3~5ヶ月 | 3~4回(それ以上でもOK) |
| ●生後6~8ヶ月 | 3回 |
| ●生後9~15ヶ月 | 2回 |
| ●生後1歳3か月~4歳 | 1回 |
※お昼寝の回数が減る「移行期」はお昼寝が多い日と少ない日があります。
生後8ヶ月をすぎたら、
✔少なくとも1回は1時間以上のお昼寝ができること。
✔1日のトータルの長さは夜の睡眠の長さによりますが2時間。
✔毎日同じお昼寝スケジュールで過ごすこと
が大切になります。
回数の変化についてはこちらをご覧ください★
赤ちゃんが何度もお昼寝が必要な理由
睡眠は体内時計(日中は活動・夜は休息)とホメオスタシス(睡眠圧が高まるとそれを解消する仕組み)でコントロールされています。
体内時計については、過去の記事で解説しましたね。(過去の睡眠のお話:「体内時計とは?」)
ホメオスタシスは例えると、砂時計のように眠気がたまっていくイメージで、起きた時間から起きている時間に比例してどんどん眠気(睡眠圧)が高まって最後は寝ずにはいられなくなります。
赤ちゃんはこの眠気がたまるまでにかかる時間が短く、日中も何度も眠ります。この眠気がたまるまでの時間を覚醒時間(または活動時間)といい月齢によってこの時間の長さが変わるのです。

赤線:睡眠圧の高まりのイメージ。ピーク毎に眠る必要があります(お昼寝1日2回)
回数が少ないと問題?
ホメオスタシスの作用で、眠気がどんどんたまると体はどんどん「眠ろう」とする力が強くなります。
それなのに、眠れず、睡眠不足で疲れすぎの状態になってくると、
『眠くても眠れない状態=安全ではない状態』
とストレスを感じ始め大脳辺縁系の偏桃体が活性して、負の情動(泣き)が大きくなります。
「負の情動」を抑える理性の大脳の前頭前野は、赤ちゃんはもともと未熟なうえ、眠くなると活性を失いますので、こうなるとイライラばかりでギャン泣き。
落ち着けず、ますます眠りづらくなってしまうという悪循環に。
これが寝ぐずりです。
さらに、お昼寝が足りないまま疲れすぎの状態で夜の就寝になれば、脳が穏やかになれず、夜中も起きたり、泣きが強くなったり…ということに。
このほかにも、夢では日中の新たな体験を整理して記憶する時間でもあります。
お昼寝が足りないと、処理しなければいけない情報がたくさん、夜の睡眠中の脳は大忙しになり寝言泣き・寝ぼけも大きくなります。
お昼寝が足りないとどうなる?
- 寝ぐずり
- 一回の睡眠持続時間が短くなる
- 早朝起き
- 抱っこや授乳など親の介入なしで眠りづらくなる
など…。
★寝ぐずりのしくみについてはこちらをどうぞ
回数が多すぎるのは大丈夫?
回数が多い=1回のお昼寝が短い。
になりますね。回数が少なくなるということは、それだけ起きる時間が長く、お昼寝もしっかり長く眠れるようになってくる(必要になる)からです。
回数が多すぎる時は、
長く起きていないので睡眠圧が溜まっていない
↓
睡眠圧が溜まっていないので、深くぐっすり眠れない
↓
長く眠れずスッキリしないのでまたすぐにぐずり寝てしまう(がすぐに起きてしまう)
の負のループになりやすいです。ネットやSNSでは短すぎる覚醒時間(活動時間)の情報も多く目にします。
「疲れ過ぎ」ばかり気にせずしっかり眠れる覚醒時間を探しましょう。
お昼寝が短い時の対策
まずは、お昼寝の長さは気にしない。
寝ぐずりさせないタイミングを見つけることが大切!
でも、長く眠る準備をしておくのはとても重要!
●お昼寝の長さの考え方
生後3~7か月:お昼寝の長さは気にしなくてOK!
(というより、長くしようとしてもなかなかうまくいかないかもしれません。)
トントンなどして再眠できるようならさせてあげましょう。
トントンなどしても再眠できないようなら切り上げ、しっかり遊んでまた次のタイミングで寝かせてあげてくださね。
生後8か月以降
活動時間も長くなり、お昼寝も1時間以上安定してできるようになる時期です。
お昼寝が早く終わったら…就寝時間を早めましょう。
お昼寝グッスリの準備
- 眠りやすい(再眠しやすい)環境を整える
- 早すぎず、眠気がしっかり高まったタイミングで寝かしつけをスタート
- 睡眠サイクルが浅くなった時に再度眠るために、お布団に寝た状態で寝落ちさせる。
- 泣いて起きてもすぐに抱き上げず、眠気を感じたら再入眠するチャンスを残しておく。
など。
しっかりお昼寝ができたり、眠いタイミングがわかっていれば、起きている時間のぐずりは本当に少なくなりますよ。
寝かしつけの習慣を変える時、ネントレを始める時も「眠いタイミング」がわかっているだけで、
お子さんも新しい習慣を受け入れやすくなります★
クークールナでは、お子さまに合ったスケジュールを見つけるお手伝いをしています。
●ネントレ本を参考にしているのに、なかなか寝てくれない。
●お昼寝のタイミングがわからない。
●生後6ヵ月を越えてもスケジュールが見通せない
●寝ぐずりがひどい
●突然お昼寝しなくなった??
など、お気軽にご相談ください★

- この記事の執筆者
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子どもの睡眠相談室クークールナ
代表 川口リエ
・GuuMinスーパーバイザー
・クークールナスリープアカデミー講師


