Column 睡眠のおはなし

夜泣き予防と改善~優しい寝かしつけ階段メソッド

「寝かしつけ階段メソッド」(寝かしつけの段階・あやしの段階)は、寝かしつけの時の親の関り方を段階的に強くしていくメソッドになります。

眠る時に泣いても、すぐに抱っこや授乳をしないことで、ひとりで眠るチャンスを作るためのメソッド。ネントレの中でも優しい方法のひとつです。

  • 寝言泣き対処法
  • 低月齢のセルフねんね練習
  • 入眠の癖を少しずつとる

として、取り組んでみてくださいね。

「ひとりで眠る経験」が夜泣き予防改善&セルフねんねの第一歩

眠る時、赤ちゃんは、眠気が嫌だったり疲れからイライラ泣いてしまうことも多いです。

寝ぐずりで何時間も泣く赤ちゃんを抱っこし続ける、ということもありますよね。

それは、親が「眠気をとってすっきりさせてあげる」ことができないから。

解決策は「眠ること」

大人は「眠いなら寝ればいいのに」と思いますよね。

赤ちゃんに、これに気が付いてもらうためには、眠気を取るのは親ではなく、自分が落ちることで楽になる経験をしてもらうことです。

 

<赤ちゃんの発達アドバイス>

0~1歳6か月までの赤ちゃんは発達心理学では「感覚運動期」

寝返りやお座り、一人歩きなどと同じく、赤ちゃんには言葉で教えたり、気づかせることができないので、経験することで覚えてもらうことが大切。「眠ること」も同じ。経験することで覚えます。

一度経験できればどんどん上手になりますよ。

「寝かしつけの階段」のやり方ステップ

まずは、眠いけれど”しっかり”起きているDrowsy but Wakeの原則。
寝かしつけの時は、寝ぐずり前にお布団/ベッドに置きましょう
その後、「寝かしつけ階段メソッド」を開始します。
  1. 近くで見守る(同じ部屋にいる)
  2. ご両親の声を聴かせる、シーシー、歌を歌うなど
  3. おしゃぶり、ねんねのお友達、ママのにおいのするタオルなどを渡す
  4. トントン、手や足を握る、背中をさする、おでこに手を当てるなどの接触
  5. ベッドの上で揺らす
  6. そっと抱き上げ泣き止むまでゆっくり揺らす(寝落ちるまではしない)
  7. 授乳ミルクをあげる

「寝かしつけの階段」の成功ポイント

各ステップ共通して、寝落ちるまで続けるのではなく、泣いているのが弱くなったり、落ち着いたらやめてベッドやお布団に置きます

新生児~生後2か月

寝かしつけの時は、お腹をいっぱいにしてしっかりおくるみにくるんで、まだ寝ぐずりが始まっていないようなら、ベッドや布団に置いてください。

夜中は声をあげたら、授乳をする前にこのステップを踏みます。

夜間の場合は、授乳の間隔が延びたり夜間の授乳/ミルクが成長によって不要になると、ステップの途中で寝落ちるようになるかも。

夜中の泣いたときの対応として(寝言泣き対策)

寝言泣きの可能性がある場合は、泣きが本当に「ママやパパを呼んでいると感じたら」このステップを意識してあやします。

各ステップから次のステップに進む場合は、前のステップは長くはしないようにしましょう。(各ステップは15秒くらい)

※長く泣かせて次のステップに進むと、「長く泣いたら→●●(抱っこ・授乳ミルク)」と泣くとあやし方の学習が強化されてしまうためです。

月齢が上がるほど「⑥抱き上げてゆらす」「⑦授乳ミルク」まで進まず、途中の段階で一貫性を持つのが重要になります。

<「寝言泣き」にすぐ反応しない方が良い理由>本当は寝言で泣いているだけなのに、あやしてしまって覚醒させてしまうと、「睡眠が浅くなったら、抱っこや授乳でもう一度寝るんだよ」と教えてしまうことになります。

そうなると子どもは睡眠が浅くなるたびに反射的に泣いて親を呼ぶ癖がつきます

夜中は睡眠は90~120分おきに浅くなるのでその度に起きる「入眠の癖」がついてしまいます。これは寝つきの時にセルフねんねでも夜中だけ癖になるので注意が必要です。

入眠の癖(頻回起きの原因)を少しずつ取りたい時

  1. 今の寝かしつけの方法より、親の関わり方を減らしたステップを「目標の寝かせ方」として設定。
  2. 必ずそのステップで寝落ちるまで続けます
  3. そして、数日ごとにステップアップ。

目標のステップで眠れるようになるまで、ステップアップを続けましょう必ずしも一つ一つステップをやらなくても、飛び越えてもいいですよ。

「ネントレ」(ファーバーメソッド)は、このステップを一気に、もしくは数ステップ飛び越え、「一人で眠る」ように短期間でするときに取り入れることが多いですよ。

→ネントレについては、過去の投稿「ネントレ徹底解説~ファーバーメソッド、タイムメソッドetc…」

「ネントレ(ファーバーメソッド)失敗の原因」をご参照ください。

この方法は、低月齢生後3か月まは、眠い時に一人で寝る感覚を感じてもらう。夜中は不要な授乳や抱き上げを減らすのに有効です。

少し大きくなった赤ちゃんには、他のネントレと同じように、泣いても寝付くまではそのステップを続ける必要が出てきますのでご注意くださいね★

参考) The Happy Sleeper, Heather Turgeon, MFT, Julie Wright, MFT

クークールナでは、

  • 眠いけど起きている(Drowsy but Wake)寝かしつけのベストなタイミングがわからない。
  • 段階を追っても、結局、毎回授乳や抱っこゆらゆらになってしまう。
  • 夜中に頻回に起きる。しっかり一人で眠る方法を覚えてほしい。
  • 今の月齢でどうやって寝かせるのが正解?
  • 寝かしつけの負担を減らしたい。

など、お子さま個別のお悩みへのアドバイスを差し上げております。お気軽にご相談ください。

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